こさか歯科クリニック KOSAKA DENTAL CLINIC

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入れ歯 - 伊丹市の歯医者はこさか歯科クリニック【野間】

DENTURE

入れ歯

多くの歯を失ってしまった場合、よく適応されるのが入れ歯治療です。入れ歯は天然の歯があった頃と比べると、快適さや自然な感じは到底及びません。お口の中は小さい異物が入ってもとても気になります。そこに大きなプラスティックが入るわけですから。初めて入れ歯を作るとなった患者さんの多くは「入れ歯に慣れることができるかな?」と少し不安があるようですが、当然のことと思います。例えば怪我をした後、上手く身体を動かせるようリハビリをしますね。入れ歯についても同じように考えてみましょう。最初は慣れないですが、徐々に身体が受け入れるようになります。

良い入れ歯というものは患者さんが決めるもの

入れ歯について、私が歯科医師になってから不思議に感じていたことがあります。外れやすくお世辞にも合っているとは言えないような入れ歯でも、「特に困ってませんよ」とにこにこ満足の患者さんがいらっしゃることです。逆に教科書的には適合が良さそうで入れた時のお顔のバランスもいい感じの入れ歯であっても、「何か違うな…」と言われることもありました。良い入れ歯とはその患者さんが決めることなのだと思います。私も患者さんが入れ歯に歩み寄れるよう調整いたします。

入れ歯の作製手順

一般的な入れ歯作製には何回か手順をふむ必要があります。多くの場合、現在使用されている入れ歯がありますから、診査・手直ししどのような入れ歯を作っていくか相談します。

作製手順

① 型取り 既製のトレーまたはオーダーメイドのトレーを用いて型取りします。

▲ トレー

② 噛み合わせの記録をとる入れ歯の原型を用意し、それぞれの患者さまの噛み合わせの高さなどの位置決めをします。

▲ ロウ堤、噛み合わせの記録をとる

③排列試適人口歯を並べたものをお口に合わせて、バランスなど最終的な確認をします。

▲ 人工歯排列、試適

④完成歯ぐきとの適合、噛み合わせ調整を行い仕上げます。

▲ デンチャー完成

入れ歯の種類

次に入れ歯の種類について説明します。大きく分けて保険適応のものと適応外のものがあります。

保険の入れ歯

安価で受け入れやすいことが利点です。一方、保険で認められている材料には制限がありますので、入れ歯を薄くすることや審美的な要素はありません。

自費の入れ歯

保険適応のものと違い、材料や作製法の制限がありませんので、適合を良くするため型取りの材料や方法、模型の材料などもこだわって時間をかけて精密に作ることができます。
特に入れ歯でお困りのことと言えば、歯ぐきがやせてしまって入れ歯が動いたり歯ぐきに当たって痛むなどが多いです。また、上顎の総入れ歯は大きいですから、喉の近くまで覆われて気持ち悪い、食事がおいしく感じないといった悩みがあるようです。最もおすすめするのがインプラントを固定源とした入れ歯です。

インプラントを使った入れ歯

入れ歯の動きを止めるため、少ないインプラント本数(上顎は4本、下顎は2本)で入れ歯を固定します。パチンとボタンで止めるようなイメージです。インプラントは歯を1本ずつ作るイメージがあるかもしれませんが、このように入れ歯治療にも応用できます。上顎を覆う部分なしで作ることができるため、食べ物や飲み物の質感や温度をダイレクトに感じるのです。骨が大きく吸収して入れ歯が安定しない下顎にも適応できます。

インプラントを使った入れ歯

症例1

下顎に総義歯が入っていましたが、入れ歯が動いて噛めないとの主訴がありました。インプラントを2本入れ、それを固定源とした入れ歯を作製しました。治療後は入れ歯の動きを抑えられ、快適にお食事できています。

  • ▼インプラントを2本入れました。
  • ▼治療後
  • ▼術後パノラマ
症例2

下顎の3本の歯には部分入れ歯のバネがかかっていましたが、歯の動揺が増してきて入れ歯が動いてしまうという主訴がありました。インプラントを1本入れました。下顎の残っている歯とインプラントにボタンを取り付けて、入れ歯を固定できるようにしました。

  • ▼インプラントを1本入れました。
  • ▼術後パノラマ
  • 術前
  • 術後

審美的な入れ歯(保険適応外)

部分入れ歯は残っている歯に金属のバネを引っ掛けて維持力を得ているのですが、見た目は金属がキラリと目立ってしまいます。このタイプの入れ歯は金属のバネのところが歯ぐきと同じ色の樹脂で作られており、非常に審美的です。入れ歯にしたいけれど見た目も気になるという方におすすめします。

術前

術後

  • ▼術前
  • ▼術後

図:術前は被せものの下の虫歯や歯周病、噛み合わせの不調があり、お口全体の治療が必要でした。
被せものはセラミックで仕上げています。入れ歯も審美的なものを希望されたため目立たない材料で仕上げました。

金属床の入れ歯(保険適応外)

昔からあるいわゆる自費の入れ歯で、上顎を広く覆う部分が貴金属でできています。保険のものは入れ歯の床が分厚いですが、これは金属製のため床を薄くしても強度を保つことができます。お口に入れたときの装着感、ぴったり感は非常に良いです。

▼保険のレジン床と金属床との違い